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challenge to change|社員たちのプロジェクト

ネットワークデザインエンジニア

2022年中途入社

低軌道衛星通信サービスに
独自ソリューションで
付加価値を付与。

PROJECT

インターネットが世界中に広まる一方で通信環境が整備されていないエリアもある中、ソフトバンクは「どこでも、誰でも、つながる」社会の実現に向けて、宇宙空間や成層圏から通信ネットワークを提供しています。低軌道衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」のサービス立ち上げの裏側やSBエンジニアリングの価値について、プロジェクトに携わった社員が語ります。

background

事業継続計画(BCP)対策の重要性が高まる中、物理的な配線を介さない衛星通信に注目が集まっています。SBエンジニアリングの親会社であるソフトバンクは、宇宙空間や成層圏から通信ネットワークを提供する「NTN(Non-Terrestrial Network:非地上系ネットワーク)」ソリューションに注力しており、法人向けに小型人工衛星Starlinkを提供する「Starlink Business」のサービス企画においてSBエンジニアリングに協力の依頼がありました。プロジェクトに対して、ソフトバンク側からはサービスを形づくる業務チームや技術チーム、保守チームなどが参画し、SBエンジニアリングからは営業チーム、SEチーム、施工チーム、保守チーム、企画チームなどが参画。私はSBエンジニアリング側のプロジェクトマネージャを担当しました。しかし当時は既に他の通信キャリアが同様のサービスを提供しており、Starlink単独のサービスでは差別化が難しい状況でした。そこで私たちは、NIer(※)としての知見と独自のソリューションを活かし、付加価値の創出に取り組みました。
※NIer:ネットワークインテグレーター

suggestion

まず私たちはNIerとして、様々なメーカーの機器を自在に組み合わせられるマルチベンダーの強みを活かし、Starlinkに付加価値を提供するためにソフトバンクと綿密に連携して議論を重ねました。SBエンジニアリングには多様なネットワークソリューションがありますが、その中から最適なものを吟味し、機器とメーカーの選定を行い、お客様の環境を想定した実証実験も実施しました。また、低軌道衛星と通信するためには、屋外にStarlinkのアンテナを設置することが絶対条件であり、設置現場では厳格な施工要件が要求されます。しかしながら、当社にはエキスパートの施工エンジニアが在籍しているため、難易度の高い施工であっても、あらゆる環境に導入することが可能です。このように、ネットワークインテグレーションとネットワーク施工の両面で「Starlink Business」に付加価値を提供することができたのは、SBエンジニアリングだからこそ可能なことだったと考えています。

PROJECT STRUCTURE

effect

低軌道衛星サービスは初の取り組みでありながらも、グループとしての独自価値を付与した上で、無事に「Starlink Business」をローンチすることができました。ローンチ後は引き合いの声が想像以上に多く、ニーズの高さを実感しています。今回のプロジェクトで私は初めてプロジェクトマネージャを担当したのですが、ソフトバンクと当社だけでなく、複数のパートナーベンダーも参加するプロジェクトでマネジメントとSE業務を兼任し、自身の成長を実感できる貴重な機会となりました。プロジェクトを完遂できたことで、自部署の上長だけでなく、他部署の管理職やソフトバンクのプロジェクト関係者、パートナーベンダーからも多くの評価の声をいただけました。大きな達成感を得るとともに、会社にも、社会にも貢献した実感を持つことができました。今後も、このような高難易度のミッションを完遂していき、自己キャリアへの糧として築き上げていくことはもちろん、会社や社会へ貢献できる人材として社会的価値を高めていきたいと考えています。

OTHER STORIES

当社の魅力

前職では、運用保守エンジニアとして客先に常駐して勤務していました。そこでは顧客折衝することがほとんどでしたが、当時のお客様とは円滑にコミュニケーションを取ることができ、信頼関係を構築していました。その結果、継続契約時にもご指名をいただけました。そこで、自分の強みである他者と円滑にコミュニケーションを取ることができる力を発揮でき、現状よりも上流工程を経験しキャリアを積んでいきたいという強い思いから、SBエンジニアリングに入社を決めました。最新の技術やサービスに携われる可能性が高く、一人ひとりの裁量が大きい側面を持っていることも入社の決定打になりましたが、まさにその通りの環境であったと実感しています。

感じるやりがい

今回は「Starlink Business」プロジェクトに焦点を置いて紹介しましたが、普段はネットワークインテグレーションをはじめ、認証サーバの導入等のセキュリティの実装やソフトウェアサーバ等のミドルウェアを取り扱うこともしばしばあります。近年はゼロトラストの実現やクラウドグループウェアとの連携などのニーズも急激に増えており、当社では幅広い知識と経験を身につけることが可能です。最初は取り扱ったことのない技術に出会い、実業務を進めながらのインプットすることに苦戦することもありますが、完遂後、成長している実感や達成感がやりがいにつながっていくと考えています。

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